2010年5月31日月曜日

4月28日~5月8日、パンパ・デル・インディオ

 チャコ州のパンパ・デル・インディオ市は5月8日に、この町の守護聖人、大天使ミカエルの聖像を迎えた記念日の祝いをします。記念日の霊的準備にと、その土地の主任司祭ジェームズ神父に呼ばれて、ノベナ(9日間の祈り)のリードをしに行ってきました。題目は「神から頂いた賜物を改めて生かすようあなたに勧めます」。
4月28日、ノベナのための心の準備をする聖霊の恵みを願う前晩のミサ、その後聖像と共に行列です。っていうか、このミサを含めたら10日間になるんですけど・・・。


日中は、信徒の数人が交代で病院や周囲の家々を聖像と共にめぐり、そこに集まった人たちと聖書の分かち合いをし、大天使の取り次ぎによってその場所や家を祝福し、大天使にささげる祈りをして回ります。
 

堅信の準備の学生たちが、聖堂の掃除に来ました。輝く青年たち、素晴らしいですね。

初聖体を受けてから堅信の準備に入るまでの教会学校です。呼ばれて顔を出してきました。

 聖像を運んで歩く風景

市役所や水道局、法律事務所の訪問には、主任司祭も参加しました。

もっぱら幼稚園、小学校、中学校は小生が祈りのまとめを担当しました。

 
ラジオ番組でもこの祝いの日々に宛てた祝福の祈りをささげに行くとともに、自己紹介、今の召命募集の活動に関する分かち合いをしに行きました。

日を送るうちに、三日目の夜くらいに、青年たちに「キリスト教的なキャンプファイヤーをやらないか?」と尋ねたら、やる気になってくれたので、8日目の夜、これを実現させることができました。ただ、雨が降ったので、聖堂の中で椅子を動かし、真ん中に小さな机を置き、この上に神様が愛をもって守っている地球、聖書を、燃え尽きることのない神様の愛の炎のシンボルとして据え、この周りで火のないキャンプファイヤーをしました。
 
 9晩、歌の奉仕をし続けてくれたグループ
 
守護聖人の記念日のミサ中、聖書行列のダンスをしてくれた青年たち。黄色のハンカチをもっている二人は、ガブリエルとラファエルを意味したもので、水色のシーツを着ている女の子は、マリア様のシンボル。おなかに聖書が入っていて、祭壇前でフラフープにシーツをかけた即席幕屋みたいな中で、歌に合わせて聖書をおなかから出す、ということで、「人となられた神のみ言葉」=イエス様の誕生!っていう感じの踊りを披露してくれました。イメージして指導したものの100倍くらい美しい行列ダンスをしてくれました。
 記念日のミサの後は、アサドです。この町には、パンの独特な焼き方があって、網焼きパンを売っています。

たった11日の滞在でしたが、本当に多くの命に触れることができました。この日々に改められた賜物を皆さん存分に多くの人と分かち合い続けることができますように!

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