2009年8月3日月曜日

小旅行

7月6日、コルドバ州で神学の勉強中の、メキシコからの神言会神学生ハビエル君が、うちのメキシコ人指導司祭エクトル神父のもとを訪れました。ところが、エクトル神父に豚インフルエンザの疑いがあり、外からの人との接触を避けられていたので、ラウル修士が「面倒見てやってくれ」と言ってきました。というわけで、まずはヴィリャ・カベリョ近くにある聖霊会の共同体を訪れ、ミサをささげてから翌日に備えました。

7月7日です。よい天気に始まり、ここから約70キロ南にあるアザラの町に向かいました。
 アザラの町の教会
 この町に住む、神言会に興味のあるロベルト君の家を訪れました。

昼は、アザラから20キロの、コンセプスィオン・デ・ラ・スィエラの共同体を訪れました。ここに住む二人のインド人のため、また、一緒に行ったベトナム人のナム君の要望もあり、さらにメキシコ人も辛いものが好き、ということで、ガラム・マサラからカレーを料理してあげました。

コンセプスィオンからさらに45キロ東に走り、サン・ハビエルの町で、セロ・モンヘと呼ばれる巡礼地を訪れました。
 聖堂内には、たくさんの聖像や聖画が残されており、信心業のある信者さんが、ここにお礼や約束の印にこれらを置いていっています。祭壇の上にはノートがあって、ここに、「ここに来たおかげで病気が治りました」という感謝の言葉とか、「子供ができますように」とか言った祈りが記されています。
聖堂外観
向こう岸はブラジルです。
 この急こう配を、特に聖金曜日と十字架称賛の祝日に、人々は昇ってきます。

サン・ハビエルから北へ80キロの、オベラに向かいます。
 途中の町、パナンビの道路沿いにある展望台からの景色。

オベラで訪れたかったのは、日系人のカエリヤマ(還山)家。彼らは、なんでも自家製で日本食や土地の食事をやります。
 今回は、豆腐を準備していました。これは、大豆です。
 出来上がったチーズ。豆腐の見た目がこうした自家製のチーズに似ているので、土地の人は、豆腐のことを「ケソ・デ・ソハ(大豆のチーズ)」と呼んでいます。
 御主人は、マテ茶の精製向上の管理人で、この日、特別に精製過程を見せるために工場めぐりをしてくれました。企業秘密なので写真撮影はできませんでしたが。
 ちょうどこの日、お母さんが手作りで作っていた次女のユキちゃんのための着物が完成したということで、この外国人たちのために、着付けをして見せてくれました。ハビエル君も、ナム君も、大喜びでした。

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