2011年9月15日木曜日

9/12-15、第14テーマ、El tema N°14

今回のテーマは、『価値の発展のプロセス』と題され、エルネスト・タン先生が指導して下さいました。
人の価値観をめぐって、二つの旅程が示されました。まずは自分の「内なる世界への旅」で、ここで「人となり」、「家庭環境」、「人生(命)における滞り」を改めて振り返りました。また、「前に向かう旅」ということで、「価値観の仕組み」についての認識を深めました。
El tema fue "El proceso del desarrollo del valor". El discertante fue Sr. Ernest Tan. Nos presentó 2 viajes de los valores. Uno es "el viaje al mundo interior", y allí se tomó los temas: "Personalidad", "Familia" y "Parálisis de la vida", y el otro es "el viaje para adelante", así profundizamos sobre "el sistema de los valores".


1.「人となり」
1. "Personalidad"

『人として育ち、生き方に変化をもたらすための9つの必要事項』
1)自己投資:自分がなろう、しようとしていることのために自ら何らかを払う(お金であれ、努力であれ)。
2)自分自身であることに責任をもつ:向き合うということは、ただ見ていて指摘することとは異なる。
3)自分自身をさらけ出すための開かれた態度:完全に、自由に。4、5人自分のことをすべて語れる人間と出会えるように努める。
4)ものの考え方への開かれた態度:新しいことの学びへの開き、一度学んだことを深めるために新たに学ぶことへの開き、学んだことを振り出しに戻して学び直すことへの開き。型にはめ切らない姿勢。
5)ふさわしい危険に身をさらすための開かれた態度、手を伸ばす姿勢。人には「居心地のいいところ」と「居心地の悪いところ」がある。居心地の悪いところに一歩踏み出していく開き。
6)心理的な正直さ:つくろわない姿勢。動機の率直さ。
7)レッテルをはがすこと:地位、肩書、人種、年齢差など、偏見や既成概念のもととなるレッテルをはがしていくこと。
8)態度の識別:不都合があるのが分ったら早めに手を打つ。遅くなればなるほど高くつく。
9)「今、ここ」に調弦をすること:過去のしがらみに左右されず、また将来の夢にのみ込まれることもなく、今、この瞬間、ここで何を感じ、何に期待し、どう反応しているか、等々に心を合わせる。
"Requisistos para el crecimiento y el cambio personal"
1) Investimento de sí mismo: pagar con mi interés para estar.
2) Tomar responsabilidad de ser uno mismo.
3) Apertura para abrirse: Tener 4 o 5 personas que pueda contar todo.
4) Apertura de mentalidad: disponibilidad para aprender, reaprender y dis-aprender.
5) Apertura para arriezgarse.
6) Honestidad sicológica.
7) Quitar el label: se trata de no poner los titulos o las carreras.
8) Actitud de discernimiento.
9) Afinar al presente.

「『手』に写されるメッセージ」
1)両手を見て今の自分のあり方を現わす手がどちらかを選ぶ。
2)その手の輪郭をA4の紙になぞって描く。
3)手のひらの付け根のあたりに自分の呼ばれるべき名前を書く。
4)その名前の下に自分の今の状態を形容表現する。(「おびえるウサギ」とか、「放浪者」とか、「甲羅から首を出し始めた亀」とか)
5)「道しるべ」:図の手のひらの部分に、自分の人生で「道しるべ」となった(影響を与えた、あるいは大切な決断に関わった)出来事、人、期間の名前などを箇条書きする。
6)親指の部分:自分の人生を振り返ったうえでこれを象徴的に表現するものを絵で表現する(「貝の殻が開いて真珠が見えている絵」、「火の灯っているろうそく」、「竜巻」など)。
7)人差し指の部分:喜びのもととなっている出来事、人、状況などを一つ二つ羅列(簡単な絵でも文字でも)
8)中指の部分:苦しみのもととなっている出来事、人、状況などを一つ二つ羅列(簡単な絵でも文字でも)
9)薬指の部分:自分を励ますもととなっている出来事、人、状況などを一つ二つ羅列(簡単な絵でも文字でも)
10)小指の部分:これから先どのようなことをしたいか、あるいはどのようになりたいかを象徴的に絵画表現
11)分かち合い
Dinámica: "El espejo del lenguaje de la mano"
1) Mirando ambas manos y elegir una mano que pienso que refleja mi actualidad.
2) Delinea esa mano al papel A4.
3) En el dibujo de la mano, a la parte de la muñeca escribo "El nombre que quiero llamarme".
4) Debajo de ese nombre, escribo algo calificativo que refleja la condición actual (e.j. "El conejo miedoso", "Peregrino", "La tortuga que comenzó a salir de su carapacho", etc."
5) "Poste indicador": a la parte de la palma, escribo los nombres de las personas o algún acontecimiento de la vida que marcaron para tomar alguna decisión de mi vida.
6) Pulgar: con un dibujo expreso simbílicamente sobre mi vida entera hasta el día de hoy.
7) Indice: uno o dos acontecimiento de mi motivo de la alegría.
8) Medio: uno o dos acontecimientos que me causan sufrimiento.
9) Anular: uno o dos acontecimientos que me animan.
10) Menique: con un dibujo expreso simbílicamente lo que quiero ser o hacer en adelante.
11) Compartir en el grupo de a 3 o 4.


『分かち合いの話し方、聴き方のコツ』
・適切であること
・居心地の良さの度合い
・全人的、存在からの分かち合い
・受容、理解の姿勢を提供
・情に満ちた沈黙
・その人にとって分かち合われていることがどのような出来事であったかを感じ取る(共感の練習)
"Las sugerencias para compartir y escuchar"
- Pertinente
- Grado de confortabilidad
- Persona total, compartiendo.
- Ofrecer aceptación, entendimiento.
- Silencio afectivo.
- Ponerse en el lugar de otro: ejercicio de Empatía.


『分かち合いの後のフィードバック」
・分かち合いの前、最中、後の感じはどのようなものだったか。
・内観、自己実現できたこと、獲得したものは何か。
・この種のプロセスの意味は何だと思われるか。自分自身であることを祝えたか。
"Realimentación (feedback) después del compartir"
- ¿Qué sentí antes, durante y después del compartir?
- Percepción al verse interiormente, realización, lo que obtuvo ahí.
- Significativo percibido a través de este tipo de proceso. Si pude celebrar tal como soy o no.

『過ぎ越しの神秘』:苦しみは恵みの源泉
初めのステップ(イニシエーション)
1.どれほど多く、どれほどよく、そしてどれほど深く自分自身について知っているか。
2.心理的に服を脱いで自分自身だけを運ぶ=傷つきやすく、恥じらいや不安、恐れのある存在になる。基礎的な糧となるもの:聞いてもらえること、理解してもらえること、受け入れてもらえること、愛されること。
3.心底からの興味、寛大さを示す。‐‐> 信頼、尊敬、正直さ、率直さ、開き。
4.互いに意味深くつながり合う。仕事のため、役目のためだけでのつながりとは正反対。この手の空気を生み出す最初の共同体は、理想的には、家庭であるはず。
"El misterio pascual": El sufrimiento es la fuente de la gracia.
1. Cuanto, cuan bien, cuan profundamente conozco a mi mismo.
2. Desnudarse sicológicamente= ser vulnerable, ser miedoso, preocupado, vergonozoso. En este nivel, es importante que sea escuchado, comprendido, aceptado.
3. Mostrar interés genuino. Con confianza, respeto, honestidad, docilidad, apertura.
4. Conectarse con mucho significativo uno con otro. No solamente se conecta por el trabajo o por el cargo. Para crear este tipo de aire, la primera comunidad nombrada ha de ser el HOGAR.

→ということで、家庭が自分に与えた影響を見る。
-- así que vimos la influencia que el hogar me dio.

テーマ2:『家庭環境』
Tema 2: Ámbito familiar.

『家族の記録図』:家庭環境を取り巻く様々な出来事を思い出し、二人になってそれぞれの問いについて5分ずつ分かち合います。問いごとにペアを変えて、より多く互いに知り合うのにも役立つ実習です。
・成長の過程で意味のある役目を果たした家族の全員を思い出す。
・そうした体験が自分に与えた強い印象、影響について考えめぐらせる。
・『根』:体験を通して身についた価値、態度、振舞い、性質など。
・羽の部分を見出す。根となる体験を通して、平衡を保つために発展した振る舞い。
1)文化的な影響:家族が文化的に受け継いでいることは何か。
2)家族のパターン:祖父母、曾祖父母の代から自分の血に継がれていると思われる傾向。
3)青写真(建築図面の複写):自分が振舞い方などそっくりだと思われる家族のメンバー。
4)核となる家庭外で自分に影響を与えた親戚。
5)誕生の順序:自分の誕生を取り巻いた状況。兄弟姉妹の役割や状況の中で自分が占める位置がもとで自分に影響を与えた状況や出来事。
6)同性の親との出来事、異性の親との出来事(確執、需要、理解、無理解など)
"Registro familiar": Acordarse los diversos acontecimientos entorno a familia y de a dos compartir cada uno 5 minutos por máximo. A cada pregunta cambiar el compañero del compartir. Esto puede usar como para dinámica de conocerse mejor.
- Todos los miembros significativos en tu crecimiento.
- Reflejar sobre el impacto o infuencias.
- La raíces, valores, actitudes, comportamientos, cualidades.
- Descubrir las alas: las cosas que pueda hacer para tener el equilibrio con la experiencia de mi vida en la familia.
1) Infuluencia cultural: Lo que la familia hereda desde su cultura.
2) Rutina familiar, lo que hereda la familia desde los abuelos o tatarabuelos.
3) Cianotipo: la persona más parecida a mí dentro de familia en distintos aspectos.
4) Familiar lejano (más allá del nucleo familiar) que me influyó.
5) Orden del nacimiento. El rol dentro de los hermanos y hermanas, sobre todo algunos acontecimientos que me influyó para reconocer el orden entre hermanos.
6) El acontecimiento con mi Padre, el con mi Madre (Tensiones, suplimento, comprensión, incomprensión...)


幕を閉じていない出来事
・自分の家族について分かち合うことで、わたしは・・・・・・・・・・・・・・になった。
・他の人の分かち合いを聞くことで聞き相手の家族がわたしにしたことは・・・・・・・・・・・・・・・・。
・この活動を通して自分はもっと…………を意識するようになった。
・わたしは改めて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・を確認する。
・わたしは具体的に………………に感動した。
・わたしは・・・・・・・・・・・と感じる、なぜなら・・・・・・・・・・・・・・だから。
・結果として、わたしは真剣に…………と考える。
・わたしは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しようと思っている。
・今になって、わたしは家族には・・・・・・・・・・・・・・・・・が必要であると固く信ずる。
Los asuntos que no se cerró.


自分の歴史がすべて改めて呼び起された上で、自分の過去(幕を閉じていない出来事)と和解する。
→もし和解できなければ思わぬところに漏れ出る。
→思い出すのには痛みが伴う。内なる子供の傷、怒り、孤独など←恵まれること、神の愛→浄化
→うまくこれと和解できてから→前に進む。目標、納得、理解、同情など→大人になる。

テーマ3:人生の中風(まひ)状態と向き合う旅

マルコ福音書2章1~12節、「中風の人を癒す」を思い起こしながら。
ステップ1)中風状態を見極める。
・具体的な出来事から生まれる中風状態(心を閉ざす、死への恐怖、将来への不安定からくる心身症、社会への冷笑的な態度など)
・自分のこれまでの歴史から生まれる中風状態(自己意識の低さ、曲がった性の傾向、処理能力の乏しさ、性格の問題など)
・自分の人生に乱れをもたらしているものは何か学ぶ。また自分の振舞いにどのように出てきているかを見定める。何にこれらが根をもっているかをたずねる。
ステップ2)中風の自分を運んでくれる4人:自分の人生の中で、この中風状態の自分を担いでくれた、あるいはきっと担いでくれるだろう4人の人を挙げる。
ステップ3)神様との対話を書く(あるいは自分の人生に関わる人との内的な対話、自分に影響を与えた出来事との対話など、自分に一番合っていると思われる相手を想定して内的な対話を行う)。自分の霊的な躍動力の内観。
ステップ4)3人グループで分かち合い、それぞれの分かち合いが終わるたびに、その人のために祈り合う。



『内なる声との対話』
命のない状態に招く力←‐‐‐‐‐‐‐‐→命を与える力
憎悪、暴力 ← 怒り → 受容
冷笑 ←--- 傷 → ゆるし
自暴自棄 ← 寂しさ → 孤独(楽しめる孤独)
無力・滞り ← 不安定感 → 信念・勇気・力
悲劇・絶望 ← 惨事 → 再建された人生

『前に向かう旅』

テーマ4:『価値観の仕組み』

「価値とは」
・時間をかけて築かれるもの
・人生の行路での道しるべとなる星=価値は我々の人生に方向性を与える
・望む生き方しなければならない生き方=価値の選択はほかでもない自分が行う。
・選択肢の自由は、我々の生き方を犠牲や殉教にも導きうる。
・人生の方向性←選択の価値←自由に触れる→内なる自由→人生の明らかなヴィジョン

『価値観カード』
28の価値が文字、説明と絵で表現されたカードから見ずに一枚引き、他の参加者全員の手にカードがいきわたった時点で一斉に自分に与えられたカードを見る。これが気に入らなかったら他の人と交換したり、あるいはもとのカードの束のものと交換したりすることもできる。そして次のことを3人のグループで分かち合う。
・最初に手にしたカードに書かれた価値について、自分がどのように感じたか。
・今の時点でこの価値がもつ個人的な意味。
・他にもらえたら嬉しいと思われる価値は何か。

『人生に欠かせない10のもの』
1)渡された無地のA4の紙を独創的に10のピースにちぎる。
2)これがなければ生きていけないと思われる10のもの(もの、人、守るべきこと、アイデアなど)をそれぞれの紙に書く。
3)必要の度合いに応じて1から10の順序付けをする。
4)このものごとに示される価値を見定める。(例:愛と支え=愛情・安定、講演会の運営=自己実現、食べること=娯楽、などといったように)
5)2、3人で分かち合う。

『価値の指標』
・感情(自分を幸せにしたり、怒らせたりするもの)
・どのようにお金を使うか。
・どのように時間を費やすか。
・夢、目標、志望。

『自己認識の度合い』
・100の価値の選択肢から15から20の自分にとって大切と思われる価値を選択。
・それぞれの価値に書かれた分類の指標に従って4つのグループに選んだ価値を仕分けする。
・それぞれのグループに関する説明に従って自分がどのような価値判断にあるかを学び、分析する。

以上の4つのテーマを通して今、自分がどのように見えているかをシンボルで分かち合う。

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